道具図鑑005 カーボンイレイサー
フロントガラスに残った、
わずかな跡を整えるための道具。
洗車のあとや、走り出す直前に、
ふと気づく、あの違和感に使う。
拭き取るというより、
表面を整えるように動く。
強くこすらなくても、軽くなぞるだけで、
視界は、すっと抜けていく。
ただ綺麗にするだけじゃなく、
残っていた引っかかりまで、
一緒に消えていくような感覚。
触れていると、
さっきまでの違和感が、少しだけ遠くなる。
洗車女子のガレージにある、視界を整え、気分まで軽くするための道具。
カーボンイレイサー
CARBON ERASER
発明研究所
父の所属する発明研究所の記録によると、
フロントガラスに残る跡の多くは、水分そのものではなく、乾燥後に残った微細な成分によるものとされている。
これらは、通常の拭き取りでは広がりやすく、
再び視界に残る原因となることがある。
カーボン素材は、表面の微細な凹凸により、
汚れを削るのではなく、絡め取るように除去する特性を持つ。
そのため、強い力をかけることなく、
視界を整えることが可能になる。
詳細な記録は、外部資料としてまとめられている。
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(詳細な仕様・開発記録へ)

